
店舗活性化・従業員モチベーション向上の主要事例
店舗活性化フォーラム等で挙げられる主要事例は、従業員のエンゲージメント向上や顧客体験の変革に焦点を当てています。ここでは、一流企業がどのように「仕組み」と「人」を融合させているかを見ていきましょう。
「人」の力を最大化するホスピタリティと教育の事例
1. 日本マクドナルド:AJCC (オールジャパン クルー コンテスト)
1977年から続く技能コンテスト。接客や調理など全7部門で審査を行い、優勝者に授与されるピンバッジは店舗の信頼の証となっています。
2. スターバックス コーヒー:自発性を促すピアボーナスと教育
感謝を送り合う「Re:thanx」を導入。自発的なメッセージサービスを促進し、「ブラックエプロン」バリスタが専門性の高さを象徴しています。
3. 東京ディズニーリゾート:多角的な称賛・表彰制度
「スピリット・オブ・東京ディズニーリゾート」など、キャスト同士で称賛を可視化する仕組みが徹底した教育を支えています。
4. 物語コーポレーション:ホスピタリティと「個」の競演
「物語甲子園」を実施。後述する顧客ロイヤルティ指標「NPS®」を店舗対抗で競うことで、組織の結束力を高めています。
顧客ロイヤルティ指標「NPS®」とは?収益性を予測する最新の仕組み
物語コーポレーションなどの成長企業が導入している「NPS®(ネット・プロモーター・スコア)」は、単なる「満足度調査」とは一線を画す、顧客の愛着度(ロイヤルティ)を数値化する指標です。
これまでの満足度調査では把握しづらかった「サイレントカスタマーの離脱の兆し」を可視化できる点が最大のメリットです。
- 推奨度の数値化:「あなたはこの店を友人や同僚に勧める可能性はどのくらいありますか?」という質問に対し、0〜10の11段階で回答。将来の収益性を予測する有力なデータとなります。
- 顧客離れの兆しを掴む:人口減少で新規客獲得が難しくなる中、既存客との関係を深めることは避けて通れない経営課題です。NPS®を活用することで、成果に直結する仕組みを構築できます。
- 失敗しない導入ポイント:スコアの良し悪しに一喜一憂するのではなく、回答の背景にある顧客の声を分析し、現場の改善活動(フォーラム等)に連動させることが成功の鍵です。
※ネット・プロモーター、ネット・プロモーター・システム、ネット・プロモーター・スコア及び、NPSは、ベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、NICE Systems, Inc.の登録商標又はサービスマークです。eNPSはベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、NICE Systems, Inc.の役務商標です。
