お客様が「ここで働いてみたい」と思うアピールポイント
時間帯別に来店するお客様の特徴を考慮し、店舗で働くメリットをわかりやすく伝えます。
たとえば、午前中から夕方に来店する主婦層には「お子さんが学校や保育園に行っている間に働きやすいシフト」を、シニア層には「体へ負担が少ない時間帯や勤務日数を選べる柔軟性」をアピールできます。夕方以降によく来店する学生には、「学校帰りに数時間だけ働ける」などのメリットを示すのが有効です。
このように、「柔軟的な勤務時間」で本業との両立や隙間時間の有効活用ができることをアピールと効果的です。
一方で「固定の勤務時間」にしたい場合もあるでしょう。しかし、柔軟さを一切なくしてしまうと、応募者の幅が狭まるので、どの程度余地を持たせるかを検討することが大事です。
人手不足にならずに、売上の波への対応や人の育成もできる「柔軟的な勤務時間」の設定やコントロール方法は別章にて説明します。
興味を持っていただいたお客様には、すぐに募集チラシと履歴書をお渡しし、前向きな方を面接に誘導してください。一方で関心を示されない場合でも「またのご来店をお待ちしています」と感謝の気持ちを伝えて固定客化を図ることが店舗経営の視点では重要です。
柔軟的な勤務時間とシフト制の両立
店舗経営の現場では、売上の波に応じて必要な人員数が大きく変わります。
人手不足に陥らず、かつ柔軟性のあるシフト制にするためには、あらかじめコアタイムと融通のきく時間帯を分けるなどの工夫が求められます。
固定シフトだけでは、家庭や学校との両立が難しい人を取りこぼしてしまうほど、ライフスタイルが多様化しているからです。
こうした柔軟的なシフト管理・コントロールの方法は別章で詳しく解説しますが、応募者に「自分の状況に合わせて相談できる職場だ」という安心感を与えられれば採用しやすくなり、定着率の向上にもつながります。
採用活動は実施期限を設けて段階的に実施する
「お客様からの採用」を意識した接客アプローチがある程度できるようになったら、店内ポスターの掲示や募集チラシの配布を本格的に行ってください。このとき、使用するツール類は必要な量をしっかり用意しつつ、無駄に大量に作りすぎないことも大切です。
さらに、求人ポスターやチラシには必ず掲出・配布の実施期限を設けましょう。長期間貼り続けると「ずっと人手不足で困っている店」との印象を与えることになり、店舗イメージが下がります。期限を区切って、ある期間だけ集中的にアピールするほうが成果は出やすく、生産的です。
採用活動の最中は、常にスタッフや店長自身が「人手不足の時間帯に働ける人を探している」という意識を持ち、お客様と接することを忘れないようにしてください。日々の接客の延長として、自然にお声がけをしていく姿勢が、結果的に効果的な採用につながります。
必要な時に必要な人財を確保するためにも、ただ求人ポスターを貼るだけのやり方ではなく、お客様に直接働きかけることを実践することが大切です。
今回取り上げた「お客様からの採用」を意識した取り組みを進めることで、人手不足を解消し、お店のファンを増やしながら社員やP/Aの満足度も高める店舗づくりを実現しましょう。
ぜひお客様からの採用を積極的に実施して、人手不足を解消し売上アップにつなげましょう。
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