【BCP戦略】線状降水帯の浸水を防ぐ!店舗の営業継続と資金繰り対策|店舗防災のすすめ 2026年6月

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断水に備える「飲み水」確保術:携帯型浄水器の活用

 今月の防災用品の実践的アドバイスとして、アウトドアでも便利に使える「飲み水」を作るグッズをご紹介します。水害の際には、周囲に水があふれているにもかかわらず、水道管の破損などにより「飲み水がない」という深刻な断水事態が発生します。

例えば、(株)アビデの「ZERO BOTTLE(ゼロボトル)」は、不純物を99.7%以上、細菌を99.9%以上除去でき、PFAS除去も確認済みの携帯型浄水器です。350gと軽量で、フィルター交換で何度でも使用できます。

断水時の飲み水確保は事業継続の生命線です。フィルター交換式の浄水器を常備し、従業員の衛生と健康を守る備えを万全にしましょう。

また、(株)アンプラージュインターナショナルの「ソーヤー ミニ SP128」は、世界70か国以上の難民キャンプ等で使用されている実績があります。約41gと非常にコンパクトで、フィルター交換が不要な上、バクテリア等の有害な病原菌を99.99999%除去する高いろ過能力を持っています。

軽量で高機能な浄水器は、災害時の強い味方です。断水リスクを想定した備蓄が、被災後の店舗復旧スピードを大きく左右します。

まとめ:理念を掲げ、実務と連動させた防災対策で店舗を守る

 梅雨の時期から本格化する水害リスクに対し、店舗経営者が直面する課題は多岐にわたります。しかし、天気予報の限界を正しく理解し、現場での迅速な避難判断を下すことに加えて、実践的なBCP(事業継続計画)を策定し、止水対策や非常用電源の確保を進めておくことで、被害を最小限に抑えることが可能です。

理念として「従業員と顧客の命を守る」ことを強く掲げ、資金繰りや仕入先の複線化といった「実務」と連動させ、その取り組みを社内で正しく評価する。この前向きなサイクルこそが、災害に強い強靭な店舗経営を実現します。

ピープル・ビジネス・オンラインでは、店舗経営者や店長の皆様が抱える危機管理やBCP策定に関する、実践的なコンサルティングや社内研修、講演のご相談を承っております。過去の教訓から学び、未来の利益を守るための強固な仕組みづくりに、ぜひ私たちの専門的知見をご活用ください。

吉田明生

この記事を書いた人

吉田明生

防災・危機管理コンサルタント 一般社団法人 災害防止研究所 代表理事 元陸上自衛隊第11旅団長、元ゆうちょ銀行社長特命担当顧問 陸上自衛隊にて方面総監部の幕僚長などを歴任、富士学校や幹部学校で教育・研究に携わる。後にゆうちょ銀行社長特命担当顧問として東日本大震災後のBCP見直し、危機管理や組織管理等に従事。 2018年、般社団法人災害防止研究所代表理事に就任。毎年9月に東京ビッグサイトで防災グッズ大賞展を主催。 ※苗字の「吉」は「土」に「口」が正式の表記。

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