【最新版】年間45万人に支持され、行列のできる八百屋の秘密|商業経営の原理原則 4.繁盛店が実践する「商売の原点」

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四半世紀で7.5割減の八百屋業界。そんな中、約500種を扱い年間45万人を集客する20坪の店舗が、1日売上20万円を達成。厳しい時代に光る「本物の八百屋」の驚異的繁盛ぶりが際立つ福岡市西区の青果店「やおや植木商店」3代目店主 植木宏徳氏

お客様の笑顔が最高の利益! 福岡「やおや植木商店」の成功術

 目の前の厳しい経営環境に真正面から向き合い、諦めずに「利益はお客様の笑顔」という商売の原点を徹底的に探求した「ザ・商人」の横顔をご紹介しましょう。

「家族の食卓を笑顔に」を実現する「三つの時」の探求

 福岡市西区の「木の葉モール」内に店を構える青果店「やおや植木商店」。わずか20坪の売り場にもかかわらず、レジには行列が途切れません。

約500種類の野菜と果物を扱い、1日あたりの来客数は平日で平均1000人、土日祝日は2000人。年間で45万人以上のお客様に支持され、1日の坪売上高はなんと20万円という驚異的な数字を叩き出す繁盛店です。

3代目店主、植木宏徳さんの日課は、深夜0時過ぎに久留米の青果市場へ向かうことから始まります。4代目の息子さんと共に、誰よりも早く市場に入り、刻々と入荷する品を自らの目で確かめ、今日の仕入れを決めていきます。

植木さんは説明します。「野菜や果物には固有の『採れ時、買い時、食べ時』という三つの重要な時期がある。採れたてが良いものもあれば、少し置いた方が美味しくなるものもある。私たちの仕事は、品種や産地によって異なるこの三つの時を把握し、お客様に最も美味しい『食べ時』をお伝えし、家族が集まる食卓を『美味しいね』と笑顔にすることなんです」。

植木さんの品揃えの基準は、まさにお客様の笑顔。食卓から失われがちな家族の団らんを取り戻し、家族の絆を深めてほしい、という切なる願いが込められています。だからこそ、家庭で毎日食べる野菜や果物を、半世紀以上にわたってリーズナブルな価格で提供することにこだわり続けています。

※専門家がお話を伺い、課題解決をサポートします。

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