
オペレーション体制の改善
オペレーション体制の改善には、レジから現金を出金する場合、必ずダブルチェックすることや、現金、買取り商品と買取り伝票(出金伝票)の照合を担当者と確認者が別々にチェックし、問題がない場合、出金するようにします。
また、支払いのためにレジからお金を出金することは不正に繋がる行為です。たまにレジ現金から出金して小口現金などの支払いをしているケースがありますが、大原則として、レジは売上と釣り銭に使用し、小口現金などの支払いは小口金庫、買取り金の支払いは出金専用のレジを使用することが重要です。
※現金管理の詳細は、『現金で失敗しないための秘訣「現金管理マニュアル」導入のすすめ 1.現金管理の重要性と基本知識』で詳しく解説していますので、ぜひ参照してください。
月次決算のチェック体制の強化
月次決算のチェック体制の強化には、粗利益に大きな影響を及ぼす棚卸ロス管理が含まれます。今回の事例では平均すると月間で250万円、一日で8万円を超える架空買取りや架空在庫があることになります。中古品という取り扱い商品や月商、また、他の業種業態と比較してもかなり大きな金額です。
月次決算の結果である売上高、仕入(原価)、在庫や棚卸ロスなどの各金額と売上比率を把握、同等規模の店舗と比較や実際の在庫状況をスーパーバイザーやエリアマネージャー(以下、SVら)など第三者の立場で確認していれば、早い段階で異常に気づくことはできたと思います。さらに、ハードオフの本部には単品管理システムもあるため、なおのことではないでしょうか。
※専門家がお話を伺い、課題解決をサポートします。

