
指導官の英語は分からなかったが、鮮明に記憶されたこと
基本の徹底の重要性を理解し、それが日本の基準となった
JBがピザ調理のデモンストレーションをやってくれた。ピザ生地を手で“パンパン”して“クルリ”とピザ職人のように投げて、伸ばし、あっという間に丸い生地が成形される。
その生地に均等にソースを塗り、チーズをかけてトッピングをのせ、コンベア式オープンに入れた。
この手際よい手本を見て、「かっこいい!自分もあんな風に作れるようになりたい」と思った瞬間だった。その姿は今でも目に焼き付いている。
そして、焼きあがったピザは、日本で最初に作られた「ドミノデラックス」で、今でも大人気の定番メニューだ。
焼き上がった香ばしい香りに包まれたラージサイズのピザは予想していたよりも大きく、ピザ生地も厚めだった。トロトロのチーズをこぼさないように口に運んだ瞬間、「おいしい!今まで食べてきたピザとは全く違う。これが本物か!」と言葉にならない感動があった。
自分にとってはこの最初のピザの見栄えとおいしさがドミノ人生における全ての基準となったのだ。そのくらい初めて見聞きしたことや第一印象は非常に重要であり、その会社の品質やトレーニング基準ともなる。
そして、JBが教えてくれた基本の徹底の重要性や「手本を示しリードする」というリーダーシップスタイルは、トレーニング、リーダーシップや人間関係などに応用ができることに、先々気づかされることになった。
このように、最初に見聞きしたJBの言動は、日本で最初の「ドミノデラックス」の味と共に脳裏に焼き付けられ、日本ドミノ・ピザの基準となり、躍進の原動力となった。
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