ディズニー流経営の極意 10.「素人をプロに」 2.5万人ものアルバイトをホスピタリティのプロに育成する

どんなアルバイトでもウォルト・ディズニーが求めるおもてなしができるように、自ら考え行動できる人に育成するディズニー流人財開発の仕組み 「人の育成とはマニュアル化や教えたり、指示をだすことではなかった!?」

日々の業務で継続的な成長機会を与え人を成長させて定着させる仕組み

これまでは入社から2週間が大切と言うことでディズニーでは力を入れて教育する導入教育のオリエンテーション*と現場OJTについてお話してきました。

ではその後は教育は力を入れないのかと言うとそうではありません。

一般的に中小企業やお店によくあるのは、入社時は一生懸命に教え、ある程度できるようになると独り立ちさせ、その後は新人や上司の資質や能力に依存してまかせきりにしてしまうケースです。

俗にいう「放置状態」のことで、一定の成長に止まり、会社の求める基準まで達成できず、結果、継続的な成長も達成感なく、仕事が楽しくなくなって辞めてしまう「早期退職*」や「慣れた頃退職*」をまねく要因になります。

このような退職を予防し、継続的な教育によって人を成長させ、定着させることを日々の日常業務の中で実施し、フォロー教育やマインドセット*をしていきます。その実践から「共育*」である新人も上司も共に育つ機会となります。

今回はディズニーで1日15分から1年間という期間で実施している継続的な成長機会の代表的事例を紹介したいと思います。

【ディズニーで行っている以下の代表的な成長機会】

● その1 心のスイッチをオンにする機会
● その2 継続的共育の機会
● その3 チームワークを高めモチベーションやスキルアップの機会
● その4 ディズニーを極める機会

◆マインドセット*とは:mindset(英語)考え方、物の見方、心的傾向などの意。元々、心理学者のピーター・ゴルヴィッツァー教授が1990年代にマインドセットの探求から始まった概念。生まれ育った環境や経験などによって形成される考え方や物事の見方の「癖」のようなもので、思考や行動パターン、固定概念や思い込みなどの固定化された考えや物事を捉える時の思考の癖などを指す。

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香取 貴信

この記事を書いた人

香取 貴信

ディズニー研究のパイオニアで第一人者 有限会社香取感動マネジメント 代表取締役 ディズニー研究のパイオニアで第一人者。30万部超のロングセラー『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』著者。1995年株式会社シュウ研究所に入社。2004年独立。有限会社香取感動マネジメントを設立。

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