人手不足の時間帯に来店しているお客様は、その時間帯に働いてもらえるチャンスがある人。
求人ツールの質は、応募者の質に繋がります。店内に求人ポスターを数枚貼ったからといって、応募はほぼ来ないと思ってください。待ちの姿勢では応募はありません。そこでこの記事では、お客様からの採用を成功させる方法と具体的なポイントについて説明します。
ステップ3 お客様からの採用
人手不足の時間帯に来店しているお客様は、その時間帯に働ける機会がある人
あなたの店で働く従業員は、かつてお客様であり、あなたの店の周辺に暮らし、働き、遊んでいた人たちです。特に、人手の足りない時間帯に来店しているお客様は、その時間帯に働いてもらうチャンスがある人といえます。
そして、お客様として何度かリピートしていれば、お店の商品や価格、品質、サービスや清潔感、行きやすい立地、従業員の身だしなみや雰囲気が伝わって、一定の満足があるといえます。
それは、そのお客様対して働く場としてのアピールをする機会であり、自店が必要としているレベルの人であることを伝える絶好の機会ともいえます。
つまり、お客様からの採用とは、自店舗が必要としている時間帯に、必要としているレベルの人を、あなた自身が見つけて、積極的なアプローチができるとても効果的な採用方法なのです。
さらに、店のことをある程度知っているからこそ、働く姿をイメージしやすく、ミスマッチも減ることで早期退職を防ぎ、コストをかけた広告より効果的といえます。
「求人ツールの質=応募者の質」
あなたが「質の高い応募者」に来てもらいたいと考えるなら、求人ツールの質を高めることが必要です。
たとえば、手書きのポスターに「急募」「時給・時間・休み、応相談。まかない付き」などの簡単な情報だけが乱雑に書かれていたり、色あせや破れのあるポスターで求人をしている場合、たとえ時給が高くても、雑な印象を与え応募の機会を逃すことになりかねません。
一方、求人条件が分かり、見やすく整ったデザインでラミネート加工がされた求人ポスターを掲示していると、その質に合った層に興味を持ってもらうことができます。
つまり、そのポスターを見て応募したいと思うわけですから、そのポスターの質に合った人が応募をしてくるのです。
そこで事例をもとに考えてみましょう。
東京・港区赤坂のとあるお店の店頭に達筆の求人ポスターが貼ってありました。
あなたがこの求人ポスターこれを見て応募したいと思いますか?このポスターから何をイメージし、どのように思うでしょうか?

求人条件が「委細面談」と電話番号しか書いておらず、達筆でお堅く、とても几帳面な印象で応募してみようという気持ちにはなりにくいのではないでしょうか。
時給、勤務時間や曜日などの労働条件や交通費やまかない支給などの待遇の明示、店舗イメージを伝えるメッセージをもう少し柔らかに表現すれば効果も変わります。
ポスターの貼り方ひとつとっても、ガムテープやセロハンテープの多用は乱雑な印象を与え、人の扱いも雑なのではと、応募者に不安を感じさせてしまいます。
少しの手間をかけてポスターをラミネート加工し、両面テープで貼るだけで印象は大きく変わります。たかがポスター1枚のことかもしれませんが、ポスター1枚すら管理ができない店が感情のある人の管理までできないことはよくあることです。


