パートアルバイト募集・採用マニュアル 4.募集活動 ステップ2 友人紹介制度

パートアルバイト戦力化マニュアル 人手不足対策・募集活動の6ステップ パートアルバイトから友人を紹介してもらう紹介制度 働いていて楽しければ、インセンティブなどなくても自ずと友人を紹介してくれる。楽しくなければ報奨があっても紹介はない

 働いていて楽しければ、インセンティブなどなくても自ずと友人を紹介してくれます。逆に楽しくなければ報奨があっても紹介はないのです。
 パートアルバイトの友人紹介制度と聞くと単純な制度に思われがちですが、実際はとても難しく、注意すべきポイントがいくつかあります。もし、あなたのお店で働いて楽しくなければ、自身の大切な友人を紹介してまで一緒に働きたいとは思わないので、わざわざ紹介しないということです。そこでこの記事では、パートアルバイトからの紹介、友人紹介制度を成功させる方法を解説します。

この記事の目次

ステップ2 友人紹介制度

 募集活動のステップ2では、パートアルバイトからの友人を紹介してもらう紹介制度を実施します。

これは、現在あなたのお店で働いているパートアルバイトから友人や知人を紹介してもらう方法のことです。

パートアルバイトの友人紹介制度と聞くと「お店で一緒に働ける仲間を紹介してください。紹介者には特典があります」のような単純な制度に思われがちですが、実際はとても難しく、注意すべきポイントがいくつかあります。

アルバイト友人紹介制度を成功させるための重要な実施ポイント

 この友人紹介制度を成功させるためのポイントは、店舗イメージと紹介の有無、報奨制度とインセンティブ目的の三要素が大きく影響しています。

1.店舗イメージと紹介の有無

 まず、紹介がない場合についてです。

もし、あなたのお店で働いて楽しくなければ、自身の大切な友人を紹介してまで一緒に働きたいとは思わないので、わざわざ紹介しないということです。

たとえ、紹介特典内容をどんなに良くしたとしても紹介しようとは思いませんし、あなたの協力の呼びかけにも反応は薄く非協力的です。このような様子がないか、注意を払うことが重要です。

逆に紹介があった場合はどうでしょうか。

紹介された友人は紹介者よりも質が高くて、優れた仕事ぶりや高い生産性を発揮して活躍してくれる可能性が高まります。

なぜなら、良い店舗イメージのもとで紹介がある場合、紹介者は自分より劣る質の低い人を紹介して、自分の評価を下げるような行為をしようとは思わないからです。

2.報奨制度

 パートアルバイトから友人を紹介してもらうためには、何かしらの動機づけが必要です。

このアルバイト紹介制度により「友人を紹介してもらうことで報奨を得られる」というメリットを提示することで紹介者に対するインセンティブとなります。具体的には、紹介の感謝の気持ちとして紹介者に報奨を賃金や給料として支払います。

報奨は提供のタイミングに注意を払ってください。採用や入社が決まって即、紹介者に提供するのではなく、紹介により入社して一ヶ月間など一定期間働けた場合、紹介者に感謝の気持ちとして報奨を提供するようにすることが重要です。

なぜならば、前者だとインセンティブ報酬を受け取るために友人を紹介するという不正の機会になったり、報酬を得る目的で誰も彼も紹介すればいいというようになったりするからです。

3.インセンティブ目的

 お金で心が動く人は、お金を求めて動きます。仕事内容、労働環境や店舗の雰囲気で心が動く人は、地道な努力、仕事ぶりを認めてくれる環境に動きます。

つまり、インセンティブをもらうことが目的にならないように紹介された人が入社後、「入社祝い金」や「一定期間の時給アップ」などのインセンティブを与えることもありますが、その内容は「少しばかりの心遣い」程度にすることが重要です。

なぜならば、高額で豪華なインセンティブで心を動かされる人は、他に良い条件があればその条件に心変わりして転職してしまうからです。

つまり、お金で動く人はお金で動きます。インセンティブは一つの動機づけに過ぎませんので、あくまで一緒に働きたいと思う店舗イメージが入社の動機であることが最重要と認識してください。

総じて、紹介制度を上手く活用するためには、お店の雰囲気づくりと報奨制度の設計が重要なポイントになります。両方を適切に整えることで、良質なアルバイトの確保が可能になります。

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