ピープル・ビジネス理論 3章 人財開発論『リクルートアクション・マニュアル』 3.募集活動 ステップ1:店舗労働環境と店舗イメージの改善

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応募する前に、あなたのお店を見て『自分に合った職場か?』を確認をして応募を決めている。「私も一緒に働いてみたい」と思ってもらえる魅力的な店舗イメージが最重要。成長意欲や資質のあるパート・アルバイトが確保できないのは、事業規模の大小や社歴などに関係がない

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成長志向で資質あるパート・アルバイト確保の秘訣

「私も一緒に働いてみたい」と思ってもらえる魅力的な店舗イメージ

これまでに、本章人財開発論『リクルートアクション・マニュアル』 1.イントロダクションや2.募集準備(労働環境の整備、現状分析と改善)でいかに店舗イメージの向上が重要であり、成長意欲や資質のある人財確保につながることを徹底して説明してきた。

例えば、グローバルチェーンのマクドナルド、ユニクロ、スターバックスコーヒー、セブンイレブン、ディズニーリゾート、ブックオフやドミノ・ピザなどは、労働環境の改善を積極的に行うことで自店で働く人たちの仕事ぶりの向上で笑顔を引き出し、店舗イメージの向上を図っている。

その最大の強みである競争優位性の源泉は「人」であり、人のポテンシャルを最大限引き出すことで競合差別化*を実現している。いったい何が彼らを虜にさせるのか*。

(詳細)「 何が彼らをそこまで虜にさせるのか*」参照先:『ピープル・ビジネス理論 0章 概論 1.ピープル・ビジネスとは』

(詳細)「競合差別化*」参照先:『ピープル・ビジネス理論 2章 ビジネスモデル論 3.業態革新の探究と競合差別化の歴史』

お客様として来店し、そこで働いている人たちの姿を見て「私も一緒に働いてみたい」と思い応募をしてくるため、年間を通じて一定の応募があり、必然的に応募者の質も高いので成長も早く、生産性も伴うため会社への貢献度も高い。企業へのロイヤリティ*はとても高く、重要な存在で低い離職率を支える。

それだけ店舗イメージが与える人の確保への影響は大きい。

◆ロイヤリティ*[英]Loyaltyとは:忠義、誠実、忠実や忠誠の意で、一般的に顧客や従業員の忠誠心や帰属意識を表し、企業へのコミットメントやブランドへの忠誠心を意味し、従業員ロイヤリティの場合、社員が会社に対しての信頼感、愛着心、忠誠心や好意的な感情の意。精神的なつながりから帰属意識や愛社精神と同義。顧客ロイヤルティとは:顧客が特定の企業やブランドのサービス・商品に対して持つ信頼や愛着心の意。

ステップ1 店舗労働環境と店舗イメージの改善

「店舗イメージ=応募者の質」 応募する前に、あなたのお店を見て『自分に合った職場か?』を確認をして応募を決めている

先述の通りで「店舗イメージ=応募者の質」である。「あなたが、もしパート・アルバイトならここで働きたいと思うか?」の質問に自信をもって「Yes」と回答できる店舗イメージにすることが求められる。もしも、あなたが「No」または「?」と思って求人活動をしても応募も採用も期待できない。

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