集客の教科書「攻めの5段階集客術」 4.作戦1.商圏を攻める ③ターゲットへの確実な情報伝達

集客 商圏を攻める チラシ

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【この記事の概要】
 「ターゲットへの確実な情報伝達」
 「溢れるチラシ… 溢れる情報…」に埋もれることなく、ターゲットに確実に情報を届けて、来店につなげるために…。せっかくのチラシを「いつもの地域に、いつもの方法で配布」のやっつけ仕事になってになっていませんか?

ターゲット(消費者)への確実な情報伝達

販促ツールのデザインや販促内容も重要だが、それよりももっと重要なこと

 競合他社と差別化し、高収益確保のために必要で最も強化すべきはターゲット(消費者)への情報伝達方法である。

店のチラシやクーポン券の作成において、デザインや販促内容ばかりに目が行ってしまい労力のほとんどを使い切ってしまう傾向が強く、肝心要の配布まで労力を費やせず、”いつもの配布地域””いつもの配布方法”のやっつけ仕事になってしまうことが多い。

はたまた、店に納品された大量のチラシを捌き切れず、期限切れや鮮度切れのチラシ山を目にすることも多い。

あなた自身、折込やポスティングチラシのすべてに目を通して、情報収集をし、行く店を決めているであろうか?いくらコストと時間をかけ作成した素晴らしいチラシも実際には見られていないことが実に多いことが実態だ。

販促ツールのデザインや販促内容も重要だが、新規顧客獲得が目的なのか?リピートが目的なのか?を明確にし、ターゲットへの確実な情報伝達方法も同様の重要度で準備を進めてほしい。

アナログチラシによる情報伝達方法の主流は折込み又はポスティングだが、どちらがいいのか?それぞれにメリットがあるが、費用対効果、柔軟性や迅速性から実行しやすいのはポスティングで、短期間で広域に販促情報を伝達したいのであれば折込チラシである。

あるチェーンでのポスティング配布枚数と集客数の効果測定では、折込みが1%以下に対し、ポスティングは3~5%と高い傾向にある。

またポスティングは地域に応じて、きめの細かい柔軟ある対応、急激な売上減少や計画を下回る売上などの場合、迅速な対処も店長の判断で実施ができ、また自らの手でお客を獲得している手ごたえから自信にもつながり、商圏の各地域にまで目を配り、集客に対して貪欲にチャレンジする意識が芽生えてくることは大きなメリットになる。

確実な情報伝達とターゲット来店のプロセス

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