ピープル・ビジネス理論 2章 ビジネスモデル論【目次】

この記事の目次

1.商品に頼るよりも、ブランド、商品や店の存在を認知させる設計

店舗経営に必要なビジネスモデルは、「商品に頼るのではなく、ブランド、商品や店の存在を認知してもらうための仕組みも設計する」

ビジネスモデル 創業時や草創期の落とし穴  自信の商品が売れない。赤字が続く 自信のある逸品 商品よりも売り方で差別化 ハンバーグステーキ

 商品が売れず赤字が続き店舗経営が軌道に乗らないと、必ずと言ってよいほど商品をいじったり、新商品の投入を考えることがありますが、その情報がターゲットに浸透するまではある程度の期間が必要になります。マクドナルドでさえも、日本上陸後、なんと8年3ヶ月後に新商品を発売しています。それまでの期間、ブランド、商品や店の存在をターゲットに認知してもらうため……

2.「高付加価値」を生む業種業態の確立

あなたの店は、「何屋」で「どのように販売、提供する」店なのでしょうか? 

店舗経営 ビジネスモデル 「高付加価値」を生む業種業態の確立 マクドナルド ハンバーガー屋 クイックサービスレストラン

 業種業態の確立によって、店の外にいる消費者に商品や販売、提供方法を簡潔明瞭に訴求し、店の存在を知ってもらい、商品の購入から満足いただたお客様がどの位いますか。また、高付加を生み、競合差別化を実現できていますか。そして、業種業態は、時代とともに進化……

3. 業態革新の探究と競合差別化の歴史

「今では当たり前の文化」 創業当時は「当たり前ではなかった」。それは、失敗と試行錯誤。そして、あくなき挑戦から誕生した。

マクドナルド アメリカ ミュージアム

 「業態革新」の重要性。これまで店舗経営では「商品」ではなく「売り方」での差別化、つまり「業態革新」の重要性を解説してきた。それは、創業当時は「当たり前ではなかった」ことを「今では当たり前の文化」として根付かせている。昔はコンビニエンスストア、リユースやデリバリーなどの業態はなかった……

4.「撤退する店」と「生き残りチェーン化する店」の違い

「商品のコピーは作れても、人のコピーは作れない」

空き店舗 テナント募集

 昭和後期、高度経済成長時代を支え一世を風靡した世代はチェーン店が増えるにつれて、一国一城の主を目指して勤めていた企業を退職し、貯蓄や退職金などで店舗経営の道に進むいわゆる「脱サラ」が昭和後期から増えていった。息つく間もなく襲い掛かる問題や困難を乗り越え、価格競争に巻き込まれないためには「商品に依存しないビジネスモデル」で競合優位性の実現……

5. 経営の精度向上で安定経営を実現するビジネスモデル設計

「働けど働けどなお、わがくらし楽にならざり」

不安定経営からの脱却

 経営が安定しない主な原因は、確実性、信頼性に欠ける精度の低い経営。 創業時は、店舗数も少ないため経営者が現場の品質、サービスや清潔さ、そしてお客様の表情などに常に目を配らせて、その場で指示し、改善をさせることができた。経営の精度向上をビジネスモデルで実現し、競合優位性を図る……

6.繁栄か、それとも破滅か。 ビジネスモデルのはじまりと進化

ビジネスモデルの進化次第で「繁栄か、それとも破滅か?」

繁栄 破滅

 「急成長やブームで成長」「1号店のままのビジネスモデル多店舗展開!?」。企業成長とともに進化を続けるビジネスモデル。ピープル・ビジネスにおけるビジネスモデル開発のはじまりと成長ステージ合ったモデルへの進化の必要性……

7.ビジネスモデル構築の重要性「表面的事象に惑わされない」本質究明と改善の実施

財務分析上だけでは「見えにくい経営問題の本質」をビジネスモデルで見極める

真実 虚偽

 業績が悪くなると商品や価格をいじりたくなるが、伴う対象顧客、ブランドや立地戦略、販売オペレーション、マーケティングやプロモーションなどの他項目への影響を考慮した相対的な対応が必要……

8.成長ステージ合ったビジネスモデルの開発ステップと検証

確実性、信頼性のある高精度の経営を実現するビジネスモデルの段階的な開発と検証

ビジネスモデルの開発ステップ 検証

 業績が悪化し後手後手の対応で手遅れにならないように、経営環境の変化に柔軟な対応ができて、任せた店が確実性、信頼性のある高精度の経営を実現するビジネスモデルの段階的な開発と検証……

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