パートナーとお互いに尊敬と威厳を持って接し、働きやすい環境を作り現場を守る
信頼関係に裏付けられた結果から現場とスッタフを守る店長と現場と距離も温度差もあり、現場に来ないゴースト上司との対立
そしてパートナーの勤務評価の時期がやってきた。
改めて勤務評価シートの評価項目を一つひとつ確認しながら、一人ひとりの仕事ぶりの判定を行った。
パートナーと私が1on1ミーティングで約束した行動面の項目は全てクリアしていた。
厳密に言えば、部分的にもう一歩という項目もあったが、私との約束を一人ひとりが実践し、パートナー間の関係性と店舗内の雰囲気を大きく変える成果を出したことが相対的に好判定の結果としたのだった。
私はベテランパートナへの感謝の気持ちをのせて、自信を持って勤務評価の結果と時給アップの申請を上司に提出した。
すると翌日、公休だった私に上司から電話が入った。
「目黒さん、赤坂店の評価結果ですが、何か間違っていませんか」と上司の冷たい声がそこにあった。
「間違いって、どこのことを言ってますか」と私は質問を返した。
「ベテランメンバーの時給アップの申請についてです」とさらに冷たい反応の上司。
「みなさん、頑張ってくれた結果を評価して時給アップ申請を行ったのですが…」と私は伝えた。
それに対して上司はこんなふうに言ってきた。
「彼らは言うことも聞かず、ハウスルールを全く守っていないのに、時給アップなんてありえない。時給アップ申請が正しいと判断するならば、目黒さんの評価も下げざるを得ないことになるよ!取り下げるなら今日中に行ってほしい」と。