ディズニー流経営の極意 11.ウォルト・ディズニー流人材開発「あえて失敗をさせて、自ら学ばせて教える」

「あえて失敗をさせて、自ら学ばせて教える」 ウォルト・ディズニー流人財開発の後ろ盾 支え合う人たち

「人を育てる根本の目的と人が育つ支えとなる後ろ盾はありますか?」 当たり前のことを、当たり前の方法で教え、どのように体得させ、承継していますか?そして、ミスや失敗をした時にはどのように対応していますか?「ダメ出し」や「ミスの指摘」ばかりしていませんか?

当たり前のことで人を育てるウォルト・ディズニー流人材開発

そんな研修や教育は当たり前でうちでもやっている。マニュアルもある。でも人が育たないんだよ…

 これまでは9割のアルバイトが自ら心のスイッチ入れる、ウォルト・ディズニー創業想いの経営理念に基づいて考え、判断できる主体的な人を育成するディズニーランドの人材育成についてお話をさせてもらいました。

その内容を振り返ると「人は新しい環境に入って2週間で慣れていく*」。この慣れる前に大切なことをインプットする。ディズニーではここを重要視した教育プログラムになっていて、入社から始まる導入教育オリエンテーション、現場OJT。そして日々の積み重ねフォロー教育の3種類についてでした。

これだけの内容を見ると、「そんな研修や教育はうちでもやっているよ」「当たり前のこと」と思った方もいるかもしれません。

その当たり前のことで、なぜ2万人ものホスピタリティのプロを育成できるのでしょうか。一方で、育成に苦しんでいる中小企業があるのはなぜでしょうか。

いったい何が違うのでしょうか。それは、とても簡単なことですがとても重大なことでもあります。

そこで質問です。研修やトレーニングで教育する目的やその教育の根本の目的はいったい何でしょうか?人の育成だけでしょうか?

その教育で大切にしていることは、経営理念の暗記でしょうか?正確な角度でおじぎをすることでしょうか?つくり笑顔で挨拶をすることでしょうか?そのようなことで本当に人が育つのでしょうか?

このような当たり前の教育であって、同じカリキュラムやテキストで教育しても、実は、同じような結果にならないんです。

その原因はの多くは、教えることが教育の根本の目的であったり、人が育つ後ろ盾となる支えに欠けていることだったりします。

つまり、教えっぱなしだったり、ミスや失敗をすると「何でできないだ」と叱ったり、「○○ができていない」とダメ出しをしても人は育たないんです。

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香取 貴信

この記事を書いた人

香取 貴信

ディズニー研究のパイオニアで第一人者 有限会社香取感動マネジメント 代表取締役 ディズニー研究のパイオニアで第一人者。30万部超のロングセラー『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』著者。1995年株式会社シュウ研究所に入社。2004年独立。有限会社香取感動マネジメントを設立。

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