ピープル・ビジネス理論 3章 人財開発論『リクルートアクション・マニュアル』 2.募集準備 (1)「類は友を呼ぶ」

店舗経営 人材開発

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やっと採用して、寝る間も惜しんで育てたのに… 育った頃に退職されるとダメージも大きく疲れ果ててしまう… でも、人の問題で疲れ果てたなんて、もう言わせない!

リクルートアクションの大前提「あなたの店で一緒に働きたい」と思う応募者が集まる環境づくりから始める

やっと採用して、寝る間も惜しんで育てたのに、、、育った頃に退職されるとダメージも大きく疲れ果ててしまう…

あなたの店舗や労働環境のイメージは、質の良い応募者を惹きつけるだろうか?

逆にあなたの店で働きたいと希望している人を思いとどまらせていないだろうか?

ということに着目し、必要な対処を優先することだ。

それは、

「もしあなたがパート・アルバイトなら、ここで働きたいと思うか?」「類は友を呼ぶ」というリクルートアクションの重要なコンセプトに基づいて自店舗を客観的に見直すことだ。

具体的には、あなたの店舗や労働環境のイメージは、質の良い応募者を惹きつけるだろうか?逆にあなたの店で働きたいと希望している人を思いとどまらせていないだろうか?ということに着目し、必要な対処を優先する。

人手不足で大変で直ぐにでも人を採用したいのに「悠長なことを言っていられない。何でそんな面倒くさいことをしなくてはならないのか?」と思うのも無理はない。

しかしどんなに焦っていても、このコンセプト無しで人の募集をしても結果は失敗に終わり、せっかくの労力、時間と費用をも無駄にしてしまうことになる。

さらに、そのような状況が続くと疲れ果ててしまって、最悪、体調を崩してしまう。でも「休むに休めない…」。

「いったい何故だ~!?いつまで経っても人手不足」

応募者は必ず店を見てから、自分に合った職場かどうかを判断し応募していることの認識が必要だ。面接も然り、あなたが面接をしているのではなく、応募者があなたを面接している。

「店舗イメージ=応募者の質」であり、自店舗や労働環境のイメージに合った応募者が集まってくる。「類は友を呼ぶ」ことを忘れてならない。

現場で「うちの店には良い人が集まらない」と耳にすることがある。そのような店に限って、色褪せた看板、暗く汚れた入口、破れかけたポスター、乱雑で汚い店内、パート・アルバイト(スタッフ)のユニフォームは汚れ、身だしなみも悪くスマイルも活気もない…。

人手不足の店舗は、このように応募者どころかお客様も惹きつけにくいこともよくあるケースで、その特徴として、そこで働いているスタッフらは自身の友人や知人らを店に紹介しようとしない。

つまり、友人らに紹介すらしたくない職場ということだ。

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