ところで、あなたはお客様がどこにいるか、知っていますか?
「そんなことは簡単。客席に決まっているじゃないか」
と早合点していたら、それは困りものです。お客様は、店内にはいません。
“外”にいるのです。
“外”とは、
外を歩いている人であり、外に住んでいる人であり、外で就業している人です。
あるいは、外で遊んでいる人であり、外で勉強している人です。
そうやって“外”にいる人を、いかに店内に引き入れることができるか、これで、売上げは決まってきますね。そうでしょう?
「立地」とは?
「立地」とはある意味、お客様に働きかけなくても、来店してもらえる。その基礎的な値を示しているだけに過ぎない
立地と聞くと難しく、わかりづらいイメージから専門家のやることで私たちには関係のないことと思われる店長やマネージャーたちがいます。
たしかに専門性の高い分野ですが、お店の人たちが理解し、対応することで良い結果につなげることが可能になります。
これまで話してきたように立地の正しい知識を再確認しましょう。
まず「立地」とは、
お店の人が特別なことを何もしなくても
つまり、お客様に働きかけなくても、来店してもらえる
その基礎的な客数、売上げを示しているだけに過ぎません。
ちょっぴり売れる立地、そこそこ売れる立地、めちゃ売れる立地、、という具合に。
しかし、とてもカンタンだけど大事なことを忘れてはいけません。
どんなに良い立地、めちゃ売れる立地だとしても、そこで、店を開店しなかったり、営業をサボったりすれば、売上げは生まれませんね。シャッターを開けなくては、お客は入れません。
従業員がだれも応対しなければ、商品は売れません。
めちゃ売れる、良いでも、客数ゼロ、売上ゼロになります。これは簡単な事実です。
すると、逆のことも言えます。
良い営業を行い、たくさんのお客様に商品やサービスを気に入ってもらえれば、どんなにふつうの立地でも大きな売上げは可能になるということです。