パートアルバイト募集・採用マニュアル 4.募集活動 ステップ3 お客様からの採用

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中には例外も!大活躍する人が応募「海老で鯛が釣れた」

 もちろん中には、手書きの求人を見て応募し、大活躍してくれる人が来てくれることもあります。

たとえば「ブックオフ」一号店で時給600円の手書きポスターを見た主婦が「娘の学費の足しになれば」という動機で応募し、パートから正社員になり、取締役、そして最終的には上場企業の社長にまで登りつめました。

この主婦とは『お母さん社長が行く!』の著者で、主婦目線の徹底した現場主義でブックオフの礎を築かれた二代目社長の橋本真由美さんです。

このケースでは手書きの求人ポスターが入社のきっかけになりましたが、店舗の清潔感やサービスへのこだわりで人を惹きつける店、そして、創業者坂本孝さんの人柄などの複合的な魅力が応募意欲を高めました。

ただ、こうした特例を期待して「乱雑な手書きポスターでも大丈夫」と思うのは危険です。原則は「求人告知の質 = 応募者の質」です。店舗経営では「海老で鯛を釣る」ことは難しいと考えて、質の高い求人ツールを整えることが大切です。

ちなみに、時給600円の手書きポスターを書いたのは創業者の坂本孝さんで、多店舗展開に向けて店舗経営、ピープルビジネスのノウハウ導入後、先述のようなイメージの良いポスターに変更されました。

お客様からの採用を成功させるための考え方

 お客様からの採用を成功させたいなら、「待ちの姿勢」を脱することが第一歩です。

店内に求人ポスターを数枚貼るだけで応募が来るほど簡単ではありません。ほぼ募集は来ないと思ってください。待ちの姿勢では本当に応募は無いのです…。

お客様を採用をするためには、積極的な働きかけが必要になります。お客様に話しかけて、直接話しをして、お客様に自店で働くことに関心を持ってもらうことが重要なのです。

見込みのありそうなお客様を見つけたら、「この時間帯に一緒に働きませんか」「人手不足の時間帯の支援をお願いできませんか」「経験は問いません。柔軟に働ける人を求めています」などあなたの店舗に必要なことを来店中のお客様に直接、言葉で届けてみてください。

その際、応募者が「こういう働き方ができるなら、喜んでくれるのでは」という視点を持つことがポイントです。また、アプローチ後に「もっと詳しい情報を見たい」と思う方に迅速に対応できるように、あらかじめ募集チラシや応募要項を用意しておくと便利です。そこには以下の情報を明記します。

お客様からの採用を成功させる募集要項

・仕事内容の概要
・時給や交通費、まかないや法定福利などの待遇
・必要な研修やサポート体制
・柔軟な勤務スケジュールとシフトの考え方

このように情報を事前にまとめておくと、「応募しよう」と思った方に対してすぐお渡しできますし、接客の合間でも簡単に説明ができるので、店舗経営の効率も上がります。

まずは、この方法でお客様にアプローチしてみて、その後に求人ポスターを掲示して告知をするほうが、費用対効果を高めることにもつながります。

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