【繁盛経営】不可能に挑み、常識を覆す商売繁盛の思考と行動原則|商業経営の原理原則 6.思うは招く「お前にはどうせ無理」

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「どうせ無理」という諦めを乗り越える革新的な転換から繁盛経営が実現。吉田貞雄氏の「夢」を基本とし、植松努氏のように考え、「思い」を行動に移すことが重要。ドミノ・ピザ、マクドナルド、ブックオフなどの事業原則から商業・店舗経営に生かしましょう

「できない」を「できる」に変える商売の原則

 植松さんの言葉にあるように、商売の成功は「できない理由」を並べるのではなく、「できる方法」を考え、実践する姿勢から生まれます。これは、これまで多くの企業が、不可能と思われた壁を乗り越えてきた歴史が証明しています。

たとえば、現在では当たり前になっている「デリバリー」で熱々のピザを30分以内に届けるシステムを構築したドミノ・ピザの事例。約40年以上前の日本は30分以上待たされる「出前」という文化でした。

また、マクドナルドは「30分かかっていた提供時間を30秒にする」という目標を掲げ、クイックサービスという革新的なモデルを確立しました。

さらに、ブックオフの創業者である坂本孝さんは中古本を扱う際に着目したのは、「暗くてカビ臭い」という従来の古本屋のイメージでした。これを覆し、明るく清潔な店舗で立ち読みもできるという、全く新しい業態である「新古本店」を生み出したのです。

こうした成功事例の根底には、「どうせ無理」と諦めることなく、徹底的に顧客の不満や不便を解消しようとする「思うは招く」の精神が貫かれています。「できない」という現状を、思考停止の言い訳にするのではなく、次のステップに進むための出発点と捉えること。この原則こそが、店舗の可能性を無限に広げる鍵となるのです。

まとめ:あなたの「思い」が、商売の未来を創る

 今回は、「思うは招く」という商業経営の原理原則について、ネガティブな思考を打ち破り、成功を呼び込むための方法を解説しました。

  • 「どうせ無理」は可能性を閉ざす呪縛。経営者の強い「思い」が、チームと店舗の未来を創ります。
  • 夢の循環を信じ、行動すること。吉田貞雄さんの詩「夢」が示すように、小さな一歩が大きな夢へとつながります。
  • 「だったらこうしてみたら?」植松さんの言葉にあるように、できない理由ではなく、できる理由を探すことが、商売を前進させる鍵です。

あなたの商売の可能性は、あなたの「思い」の強さに比例します。「どうせ無理」という言葉を捨て、あなたの理想を鮮明に思い描くことから、新たな一歩を踏み出してみませんか。

次回は、この「思い」を共有する仲間たちとの「絆」について、さらに深く掘り下げていきます。

(商い未来研究所・笹井清範)

※専門家がお話を伺い、課題解決をサポートします。

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