【この記事で分かること】
「経営のノウハウは教えません」と説く稲盛和夫さんに学ぶ『人を大切にする経営』
ピープル・ビジネスの探究を進めていくことで見えくること。それは従業員との「絆」と「信頼」。そして「人を大切にする経営」。「経営のノウハウは教えません」と説き、理念経を徹底した稲盛和夫さん。その教えは世界にも広まり、多くの経営者の心を高め経営を伸ばしました。育った環境や経験が異なり、多様な考えや価値観を持った人たちが会社という組織でベクトルを合わせ協力し、成果を創出する従業員の心の支えとなる「京セラフィロソフィー」の真髄を紐解き解説します。
1.経営理念とは何か
理念経営の真髄!稲盛和夫さんの経営塾「盛和塾」や「倫理経営」などを徹底研究 「経営の真髄と人の真理」を紐解きます
2.理念経営とは
「なぜ理念経営は素晴らしい経営」と言われるのか?「経営のノウハウは教えません」と説く稲盛和夫さんから学ぶこと
3.理念経営の礎
「誰もが違った能力と違った価値観を持っていますので、それを一つの方向に合わせるのは至難の業」

会社は目的志向集団であり、ある目的を達成するために、その趣旨に賛同した人が集まり、分業体を形成して、同じ目的を共有して、同じ方向に向かいます。それぞれ違った役割を持った社員が同じ方向に向かって、それぞれの違った仕事を行い(協働)目的を達成するべく活動……
4.経営理念作成の動機と正常な機能
「稲盛和夫さんは、なぜ経営理念を作成したのか?」
5.経営理念の紐解きと血肉化
100人が聞いたら100通りの考え方や価値観があり、能力も違う人たちのベクトルの合わせ方
6.理念浸透の壁とその超え方|稲盛和夫さんが説いた経営理念の浸透を事例に、脳科学や心理学で紐解く
「ウチの従業員、なぜか動かない…」を解決!「伝わらない」を「伝わる」に変える、店長が知るべき経営理念浸透の”人の本音”
7.経営理念を浸透させるコツ|稲盛流「浸透工作」で、自ら動く組織を作る
「伝わらない」を「伝わる」に変える!店長のための行動心理学
8.理念経営の実践|松下幸之助から稲盛和夫まで、成功確率80%の組織を作る
「下請けいじめは愛のムチ」。稲盛和夫が松下幸之助から学んだ、ぶれない経営のための「心の指針」。
9.経営理念の評価
稲盛和夫さんが説いた『社風のでき方』から見る「社風の評価」が「理念経営評価」として最適な理由 社員も経営者も安心できる企業文化の真実評価