【人材育成】店長マニュアル 2-6.トレーニング(戦略・応用編)売上を上げられる人の育成と組織全体の底上げ

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タブレットでオンライン学習を行い、メモを取る店長。時間や場所を選ばないトレーニングの仕組み化により、マネジメント知識の属人化を防ぎます。経営者視点で教育コストを抑えつつ、効率的に組織全体の底上げを実現する、現代的な人財育成のスタイル。

テクノロジーを活用した人材育成

 現代のトレーニングは、従来のOJTや座学だけではありません。テクノロジーを上手に活用することで、より効率的でパーソナライズされた学習環境を構築できます。

オンライン学習プラットフォームの導入

 マニュアルや動画コンテンツをオンラインで共有できるプラットフォームを導入することで、従業員は自分のペースで学習を進めることができます。

特に、新人トレーニングでは、いつでもどこでも反復学習が可能となり、指導者の負担軽減にも繋がります。また、テスト機能や進捗管理機能を活用すれば、従業員の理解度を客観的に把握することができます。

ピープル・ビジネス・オンラインも、効果的な人財育成をサポートするオンライン学習プラットフォームです。このサービスを活用することで、各店舗の従業員のトレーニング状況を一元管理し、個々の成長に合わせた最適な学習コンテンツを提供できます。

VR/ARを活用した実践トレーニング

 VR(仮想現実)やAR(拡張現実)技術を用いることで、実際の店舗を再現した仮想空間で、接客や商品の陳列、トラブル対応などを安全かつ効率的に練習することができます。特に、危険を伴う作業や、複雑な手順を要する業務のトレーニングに有効です。

<活用事例:大型小売店での活用>

 ある大型小売店では、新入社員研修にVR技術を導入しました。店舗のレイアウトを忠実に再現した仮想空間で、お客さま対応、商品の在庫確認、レジ操作といった一連の業務をシミュレーションしたトレーニングを実施。

これにより、実際の店舗に立つ前に業務の流れを体得でき、新人スタッフは自信を持って店頭に立つことができるようになりました。また、AR技術を用いて、タブレットのカメラをかざすと商品情報や在庫状況が表示されるシステムを導入することで、お客さまへの迅速かつ正確な対応が可能になり、サービス品質の向上に繋がっています。

組織全体の底上げ・店舗運営水準を向上させる人材育成術

 店舗の運営レベルを向上させるためには、中堅・ベテランスタッフの育成が不可欠です。新人だけでなく、店舗の将来を担う中堅・ベテランスタッフの育成が鍵であり、彼らが次のステップに進むためのトレーニングを加えることで、店舗全体の組織力とモチベーションを高めることができます。

1.「トップアップ」が組織力を高める

 店舗の運営レベルを効率的に向上させるには、新人教育(ボトムアップ)だけでなく、中堅・ベテランスタッフを次期リーダーやトレーナーに育成する「トップアップ」が重要です。店長が次期リーダーを指名し、重点的に育成することで、店舗全体の組織力とモチベーションを高めることができます。

2. 手本となる人材を育成する

 次期リーダー候補となる中堅・ベテランには、チームをリードし、後輩の手本となる育成スキルを身につけさせるトレーニングが不可欠です。これには、会社の定めた手順や基準を正確かつ生産的に実行し、後輩に段階的に指導できる能力を養うことが含まれます。

3. OJTトレーナーとして育成する

 実際に新人や後輩を指導するOJTトレーナーとしての役割を担わせることは、ベテランスタッフ自身の業務理解を深め、新たな視点や学びを得る機会となります。教える側が成長することで、店舗全体のスキルの底上げに繋がります。

4. リーダーシップ研修

 次期店長やサブリーダー候補のベテランスタッフには、チームをまとめる力、目標設定、問題解決、そして困難な状況でも冷静に対応できる能力を養うためのリーダーシップ研修を実施します。これにより、店長の不在時でも店舗運営がスムーズに行えるようになります。

※専門家がお話を伺い、課題解決をサポートします。

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