店舗販促 7.子供向けイベント集客のネライ[販促カレンダー付]

メリークリスマス イベント 集客

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【この記事の概要】
 「親子三世代」究極的マーケティング
 なぜ、子供をターゲットにした集客イベントなのか?お金をかけずに、手軽に実践。マーケティングは継続なり!

1.子供向けのイベント集客

お金をかけずに、手軽に実践。マーケティングは継続なり

 四季折々を楽しめるゴールデンウィーク、お盆休み、シルバーウィークや年末年始休暇などの大型連休が増え、商売人にとっては人の動きが活発になるので大きな商機で各社とも工夫を凝らした販促を強化してくる。

イベント集客と聞くと、費用や準備工数面などから大手チェーンにしかできないと思われがちだ。工夫を凝らした販促と聞くと、企画と準備で労力のほとんどを使い果たし、肝心の実行と効果測定がおろそかになりがちだ。

結果、大中小企業に関わらず、費用や工数が増えて赤字になったり、継続できなかったり、を繰り返し、場当たり的対応になっていることが多い。

肝要なことは、イベント集客や販促によって一発満塁ホームランを狙い一時的な客数を増やすのではなく、あなたの店のファンという固定客の母集団をコツコツと形成することだ。

そして、継続的実施によって、消費者への認知度や来店率を高め、店側はオペレーションの標準化などによって生産性も向上するので『労多くして益少なし』からも解放される。

あくまでシンプル、簡易的で継続可能なイベントを目指してほしい。

店長一人ではすべてを賄いきれないし、限界もある

 人手不足で店舗経営や運営に忙しい現場にとっては、日々の対応で精一杯で、仕事が増えることに嫌悪感を抱かれることや物理的にも困難であることも多く、中途半端な実行から本社本部が期待する結果を得られずに、組織スラック(ゆるみ)やコンフリクト(衝突、不一致)から『信頼性や正確性に欠けた店舗経営』の悪循環経営に陥る場合もある。

これらを予防し、マーケティングの精度向上のためにはパート・アルバイトへの権限委譲が必要になる。

具体的には、パート・アルバイトをイベント集客の責任者であるマーケティングアシスタントに任命、育成し、計画、準備、実行と評価というPDCAサイクルの権限を委譲して、イベント集客に関わる費用対効果も算出して継続的に実践する。実施面に不安があれば、地域コミュニティやシルバー人材センターに協力を仰ぐことで相乗効果も期待できる。

実は、店舗マーケティングや販促の成否の本質はこのマーケティングアシスタントにあり、集客ができている店にはこのような体制が整っている。さらに、何も特別なことではなく身近で「当たり前のこと、当たり前に継続して実施」している。実はこれが、どんな難しいことか…。弱肉強食。生き残りをかけた戦い。一人では心が折れてしまう…

マーケティングアシスタントの人選は主婦層がお勧めで、実行は乳製品乳酸菌飲料のヤクルトを国内外に広めたヤクルトレディをイメージしてほしい。詳細別章で説明したい。

なぜ、子供をターゲットにするのか

 そもそも、なぜ子供をターゲットにした集客イベントなのか?

それは、子供の時に体験し、親になり、子供を連れて再来店する「子供から親へ」「子供から親へ」「親から子供と孫へ」のオールライフマーケット(All life market.:人の誕生から一生までのマーケット)に合わせて、物心がつく年齢前後の経験や味覚などは頭に最も深く刻まれる「子供」から「親子三世代」の究極的マーケティングをネライにしている。現在、生き残り成長しているチェーンの多くでも実現していることだ。

ここでは、子供といっても年齢層に幅があるので、年齢を区分した市場細分化戦略にて、さまざまな業種で実践した「お金をかけないでできる子供向けのイベント集客」を説明していく。

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