日本の偉大な経営者の教えとピープル・ビジネス
偉大な経営者の主な教えを紐解いてみると、
「人は全て自主独立すべきものである。自立の精神は人への思いやりと共に人生の根本を成すものである」 日本資本主義の父 渋沢栄一翁
「商売の本質は感動を与えることである」 経営の神様 松下幸之助翁
「従業員をパートナーと考える(店員と共に栄える)経営のあり方、正しい経営理念こそ成長発展の要諦(店主と共に滅びる)」 商売の神様 倉本長治翁
「商法の根本は人間の商法である」 外食産業化の父 日本マクドナルド創業者 藤田田氏
「人間として何が正しいのか」 「人間は何のために生きるのか」 フィロソフィー経営生みの親 京セラ創業者 稲盛和夫氏
このように偉大な経営者の教えは、
経営を通じて、「生き方」「働き方」「人のあり方」「人間として何が正しいのか」「何のために働くのか」に要約されます。
各時代によって表現は異なれ「商売=人と人を繋ぐ」「商売を通じ正しい人格を形成する」ことよりこのように、商売を通じて人間力探究の重要性を説いています。
そして、
「人間として何が正しいのかを心をベースにした経営」の探求によって商売マインドを持った人間力の醸成を目指すこと。
これこそがピープル・ビジネスが「人間商売」「人間産業」とも呼ばれる所以で、ビジネスの醍醐味でもあり、本質でもあるのです。
ピープル・ビジネス理論で解決なこととは
中小企業やチェーン店の多くが抱える主な問題は「人で生じ、人で解決可能」なのです。
その一例は、
1.大企業病(事なかれ主義、茹でガエル、ヒラメ人間)が見受けられる
2.従業員の責任感欠如(主体性欠如、利己的、他責)が散見される
3.経営理念や方針が浸透していない(実践できていない)
などなど
重要なことは形式ではなく本質から問題を解決することで、根本的原因を見つけ、再発防止を図ることによって「売上=人」を実現するのです。
以下に、店舗経営の現状把握のためのチェックリストを用意したので、是非この機会に自店舗の現状把握をしてみましょう。