最大の売上と利益を獲得する適正人員算出の原則
最大の売上と利益が獲得できて人手不足にならない適正人員算出のため、次のケースを参考に考えてみましょう。
💡もしあなたが店長ならば、1日に必要なP/Aの総労働時間を40時間とした場合、1日当たりのP/A適正在籍人数はどちらを選びますか。
① 8時間×5人
② 5時間×8人
ここで必要な考え方は「在籍する人員に業務を割り振っていく」のではなく「業務量を見て必要な人員を割り当てていく」ことで人員不足や過剰人員などの対策を行い、あくまで自店舗ニーズに合った適正な人員を確保することです。
■この場合、P/Aの採用方法は
A:フルタイマー採用:8時間×5人=40時間
B:パートタイマー採用:5時間×8人=40時間
の2パターンになります。
そこで、店長のあたなはAとBのどちらを選びますか?また、その理由も一緒に考えください。
フルタイマーとパートタイマー採用のメリット、デメリット
先に質問に答えるために、まずフルタイマーとパートタイマーを採用した際のメリット、デメリットを整理しましょう。
まず、パートタイマーの場合、多くは学生や主婦など他にも本業とも言うべき仕事を抱えて、あたなの店の仕事が副業と言えます。その場合、無理なく働ける時間しか働かないし、責任感も強く、生産性を考える傾向がある。
ただ、一人当たりの稼働時間が短くなる分多くの人員が必要になるが、売上(客数)の波に合わせて人員を揃えやすかったり、欠勤や遅刻があっても他の人員で補えたりするメリットもあります。
一方で、フルタイマーを中心とした場合、急激な売上や客数の増減への対応が難しく、遅刻や欠勤があると、他の人でカバーすることは難しい。
さらに、パートタイマーの在籍を多くすると労務管理などのマネジメント工数が増えたり、人間関係上の問題で「育った頃の退職」にもつながるリスクも抱えることに。しかしながら、在籍を多くすることで資質のある“ダイヤモンドの原石”を発掘する機会も生まれます。
これらから、パートタイマーの方が実は売上の波に柔軟な対応ができ、生産性が高く、人員過不足に陥りにくいのです。また、あなたの店で働いてやりがいを感じれば、自ずと労働時間が増えてあたなの店での就業が本業に変わっていくのです。
よって、「パートタイマーよりも正社員のほうがいい」という考え方が人手不足を招く一要因となります。
人手不足を解決するためには、店長や社長の右上であるスーバーバイザー(SV)が人の採用から育成と定着促進を自らの責任のもと実施することです。
そして、その過程で人間関係の構築や職場環境をつくることの重要性の経験によって、あなた自身の成長が求められるのです。
離職率や売上が獲得できるP/Aの育成があたなのリーダーシップであることと認識をしてください。
そして、あなた自身が採用して育てた人は、あなた自身が一番気になる存在であることも忘れないでください。

