今月の販促 6.イベントでの集客とマインドシェアの獲得[販促カレンダー付]

集客 販促

本連載記事【目次】 前の記事 次の記事

【この記事の概要】
 「店に行くと、きっと楽しいことがある」
 どの時代でも色あせしない生活と密着したイベント集客で消費者心理を突いた集客と販売のメカニズム。

1.生活と密着したイベント集客

 四季の趣の中、私たちの生活も進級、卒業、就職や異動。大型連休や年末年始など、それぞれライフスタイルが様変わりする。店舗経営の実態は効率重視から、せわしなく、面白さに欠けた店舗が多くなった昨今、集客の原点である顧客と店の繋がりの機会が減ってしまった。そこで、それぞれの季節ごとにお勧めしたい集客手法がイベント集客である。

イベント集客の目的の一つに、商品の販売以外に、あなたの店に行くと、「きっと楽しいことがある」(Fan Place to go.)というマインドシェア*向上で顧客との心のつながりを持つ機会がある。費用のかかる広告宣伝や販売促進よりも、地道で店舗経営の要であるマインドシェアの重要性を認識してほしい。

*マインドシェア:顧客がブランドや商品名を聞いて、そのブランドをイメージする心の中に占める心の占有率のこと。

イベントと言うと大掛かりな仕掛けをイメージされる場合が多いが、ローコスト、身近で手軽に継続できる方法を紹介したい。簡単に言えば、日々の店舗経営での特売や催し事のイメージなのだが、時代に色あせしない、消費者心理、集客と販売点数や単価アップのメカニズムを併せ持った仕掛けになる。

くれぐれも、企画倒れや一発満塁ホームランを狙って、一回で終わらないようにしてほしい。

そこで、今回はちょっと視点を変えて、ワクワク、ドキドキするようなイベント集客を食品スーパートで、地域一番店の事例を研究したい。

シェアお願いします
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
この記事の目次