【この記事の概要】
ブックオフ・ハードオフで同時期に発覚した従業員による巨額内部不正に見る店舗経営のあり方
ハードオフ運営会社では3200万円超、ブックオフ直営店では7000万円超もの巨額不正が発覚し、共に従業員による内部不正です。個人経営であれば倒産に陥る危機的状態です。両社のビジネスモデルの基礎はブックオフ創業者の坂本孝さんが築かれたもので、その本質は十分に承継されていたのでしょうか。明らかになった内部不正は旧態依然の手口で、現場に隙を与えたり、店舗経営管理体制に不備は無かったのでしょうか。この事例から店舗経営のあり方、内部不正の対処法や予防策を学び、経営改善に役立ててほしいと切に願います。
第一弾 ハードオフ運営会社における3200万円超もの内部不正に見る店舗経営のあり方
「他人事では済まされない。倒産しかねないほどの巨額内部不正に見る店舗経営のあり方」
第二弾 ブックオフシステムと不正要因との関連
リユース業界のスタンダード「ブックオフシステム」と不正要因との関連
第三弾 巨額不正を招いた主な手口と原因
共有された内部不正の主な手口。その被害規模と影響は?そして、この巨額不正を招いた根本原因
第四弾 ブックオフ直営24店舗で7000万円もの内部不正が判明し、その手口も明らかに
ブックオフ不正、従業員による内部不正で24店舗で7000万円分もの現金着服を確認
第五弾 ブックオフ不正29件、業績への影響額6億円超!調査で明らかになった被害と不正の全容
不正調査と決算から明らかになったブックオフ不正の全容と被害
第六弾 ブックオフ役職者の処分と再発防止策
従業員による架空取引や横領などの内部不正が発覚したブックオフグループホールディングスは、経営陣の処分と再発防止策を発表

堀内康隆社長と役員らが報酬の減額と一部返上の他、再発防止に店舗運営ルールや人員配置や評価基準の見直しのほか、防犯カメラの増設やPOS システムの改修または精算機の導入などを検討するとしています。この再発防止策は本連載で指摘していることでもあり、ハードやソフトに頼り過ぎることなく、人を中心に機能させることで再発防止を可能に……