本連載【目次】 | 前の記事 | 次の記事 |
クリスマスケーキ予約獲得のポイント
👤 元スーパーの社長だった私は、毎年この時期になると、「クリスマスケーキ」の予約獲得に従業員が奮闘する光景を思い出す。
しかし、最近はケーキ材料や配送コストの高騰で、5インチのケーキの価格が5,000円近くになっている。一昔前は、3,000円で立派なケーキが手に入り、チキンも含めて5,000円のパーティができた。
スーパーにとって、クリスマスから年末年始の期間は、お盆商戦と並ぶ稼ぎどきである。ケーキを買う店で食材も買うため、ケーキの予約が重要であることがわかる。
【クリスマスケーキ予約獲得のポイントと儲けのからくり】
・早めにケーキを予約するお客さんには割引やポイント、プレゼントの特典を付ける。
・一般的なスーパーのクリスマスケーキは、いわゆるパン屋さんが製造するもの。
・報奨金を出して、従業員が予約獲得数を競う。
・予約客に2割引でケーキを販売し、利益は10%ほどになる。
・年間取引額に応じて販売奨励金がパン屋さんからキャッシュバックされる場合がある。
クリスマスケーキ儲けのからくり
クリスマスケーキの利益自体は低くなるが、他の商品で利益を稼げば問題ないという考え方がある。
店とメーカーはキャッシュバック契約をしていることがあるため、特売商品に同じメーカーのものが多い場合、契約の締め月であることがわかる。
専門店は、パンメーカーのクリスマスケーキと差別化するために独自の色を出す。どちらも価値があり、どちらも美味しい。
売れ残ったクリスマスケーキが当日半額になる時代は終わりました。店側もほぼ予約制にして販売ロスを防ぎます。
店側はほぼ予約制にして販売ロスを防ぐため、当日に売れ残ったクリスマスケーキが半額で特売することは少なくなりました…。私なら、当日の朝にコンビニで並ぶ2個入りのショートケーキを選びます。メリークリスマス!
この記事は筆者が「note」に掲載した「【クリスマスケーキ予約獲得大作戦!】」の要約です。
(関連記事)今月の販促・販促カレンダー 12月編 主要イベントと集客アイデア30選・すぐに実践できる集客や販促の事例集 冬のボーナス支給とクリスマス、大掃除や大晦日などの一大イベントが集中するこの時期は新規顧客を獲得するチャンスです。この機会を……
本連載【目次】 | 前の記事 | 次の記事 |