着任する前日に店舗に挨拶に行くも、その雰囲気に妙な違和感を覚えた
着任当日、前任ストアマネジャーから驚愕の事実が明かされた
入社して3ヶ月が経過した夏のある日、ストアマネジャーの辞令が出た。
店舗はなんと赤坂店。研修会場を間違って工事現場に入ったところだ。なんという巡り合わせ。
2階はソファー席を中心にゆったりと雰囲気のよい客席に生まれ変わっていた。
ストアマネジャーとして着任する前日に店舗に挨拶に行った。
店に入った瞬間「ん?なんか雰囲気が…」妙な違和感を覚えた。
私だけでなくお客様に対してもパートナーから元気の良い挨拶と声がけがないのだ。
歴代店長の実態と現場最前線の辛辣な本音に妙に納得
「うちのパートナーは、仕事はできるのですが、チームワークや相手を想う気持ちが弱いんです」と前任のストアマネージャーから告げられた。
研修店舗だったゲートシティ大崎店では、ありあえないことで全てのスターバックスの店舗、そしてパートナーがミッションを体現しているものだと思い込んでいただけにかなりショックだった。
前任ストアマネジャーも新卒入社2年目での着任で、どう対処していいのかと苦労されてきたことがうかがえた。
早速、原因究明すべく全パートナーを対象に1on1ミーティング*を実施した。
あるベテランパートナーからこんな発言があった。
”「この店はストアマネジャーが短期間で変わり、その度に言われることも変わるんですよ。私たちは誰の言うことが正しいのか、わからないんです。」
「目黒さんもどうせすぐに移動するんでしょ。目黒さんに言われたことを実践しても、また次のストアマネジャーは違うことを言うに決まっている。」
「だから自分たちが正しいと思ってやるしかないんですよ。」”
とても衝撃的な内容だった。