ブックオフ不正発覚の経緯
2024年6月4日から6月10日にかけて、ブックオフ事業部は期末の実地棚卸結果を点検しました。この点検に対し、社内調査委員会が主導して再点検を実施した結果、C店での帳在不足と架空買取の事実が発覚しました。また、6月11日までの調査によると、
- A店の事案とC店の一部事案は、店舗従業員による架空買取を含む横領のため、帳在差異が生じた。
- しかし、C店の残りの事案とB店の事案は、必ずしも従業員の個人的な動機によるものとは認められず、組織的な不正の可能性が残る。
とあり、ブックオフ事業部の再点検により、2024年6月13日にはE店、同17日にD店、同19日にG店、H店、F店で不正行為の疑義が認められる事案が次々と明らかになりました。
これらの状況を受けて、ブックオフGHDは、同月18日の取締役会で外部専門家により構成される調査委員会における調査を実施する方向性につき協議を開始しました。
そして、2024年6月25日、ブックオフGHDは取締役会で外部専門家によるブックオフ特別調査委員会の設置を決議し、不正行為についての調査開始に至っています。
調査で明らかになったブックオフ不正の手口
オペレーションごとの不正行為を洗い出し
調査結果によると、
BOGHグループの中核事業である国内ブックオフ事業の業務フロー(詳しくは後記第2のとおり。)は、大別すると、商品買取、商品管理(棚卸)、販売の3段階に区分することができるところ、不正行為を多角的・横断的に調査するうえで、まずは俯瞰的に各業務フローの段階における不正リスク(内部統制上の問題を内包する不正行為)の洗い出しを行うこととした。
調査報告書【公表版】 2024年10月15日 ブックオフグループホールディングス株式会社 特別調査委員会
としています。
つまり、オペレーションの段階において想定される不正リスクを明確化して、実態と照らし合わせて、不正行為をあぶり出しています。
ブックオフ不正の区分
ブックオフ不正の手口はオペレーションごとの4段階(区分)に分類されています。
1.商品買取時の不正
2.商品管理・棚卸時の不正
3.販売時の不正
4.その他の不正
この区分で調査の結果、16もの不正の手口が認められています。
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