
正確な情報の入手先と「災害予測能力」の鍛え方
では、災害に関する正確な情報はどこから入手すれば良いのでしょうか。経営者として、デマに惑わされない「一次情報」の把握が不可欠です。
1.ハザードマップとNHK防災情報の活用
第一に、地域の災害リスクを把握するために、自治体のホームページにある「ハザードマップ」を必ず確認してください。その上で、店舗周辺を実際に歩き、災害が起きる可能性を自らの目で確かめることが重要です。
第二に、信頼できる情報源として「NHKの気象・防災情報」を推奨します。NHKは指定公共機関として、地震、津波、台風、さらには河川の状況まで、地域ごとに詳細かつ正確な情報をリアルタイムで提供しています。
2.専門機関のデータを経営判断に活かす
より専門的な情報を求めるなら、以下の機関のサイトをブックマークしておきましょう。
- NHKの気象・防災情報: 指定公共機関であり、地震、津波、台風、停電など地域ごとの詳細情報がほぼ完璧に把握できます。
- 気象庁:最新の気象・防災情報の総本山です。
- 国土交通省 防災情報提供センター:交通情報を含めた総合的な災害情報が揃います。
- 地震調査研究推進本部(地震本部):地域別の地震の特徴を把握するのに役立ちます。
熊本地震の教訓:繰り返し起きる地震への備えと習慣化
2016年4月に発生した熊本地震。この地震が私たちに突きつけた大きな教訓は、「短期間に大きな地震が連続して起きた」ことでした。 これまでの防災対策は「1回の揺れ」に耐えることを主眼に置いてきましたが、これからは「繰り返しの揺れ」にも耐えうる備えが必要です。
ここでお勧めしたい習慣は、「気象情報の全職員共有」の定着です。
- 朝礼やミーティングで最新の気象情報を周知する。
- ニュースで災害が話題になったら、すぐに「うちの店ならどうするか」を共有する。
こうした日常の積み重ねが、知らず知らずのうちにスタッフの「予測する習慣」を育て、店舗全体の危機管理能力を向上させます。
※専門家がお話を伺い、課題解決をサポートします。

